「VAIO Tap21」でSteamを遊ぶ(七枚目)体験版で動作チェック

どーも、もりそばです。

「VAIO Tap21」でSteamを遊ぶ第7回は、体験版を利用して遊べるのかどうかを調べていきたいと思います。

前回紹介した「Can You RUN it」と判定結果と合わせて見ていきましょう。

目次

Steamで体験版を探す

PSストアや、ニンテンドーeショップなどと同じように、Steamにも体験版が用意されているゲームがあります。

ストアでゲームのページを開いた時に、右下(赤枠で囲んだ部分)に「デモをダウンロード」と表示されている場合、そのゲームは体験版が用意されています。

上部にある「ゲーム」ポインターをあわせると、ゲームのカテゴリが表示されます。その中に体験版の項目があるので、選択するとストア全体から体験版ソフトの一覧を表示することが出来ます。

それでは、体験版の動作チェックを見ていきましょう。動作チェックに選んだソフトの条件はベンチマークテストの結果から

  • 2010年位までに発売されたソフト
  • PS3・Xbox360世代基準の3Dゲーム
  • 2Dドットゲーム
  • PS4世代などの最新ゲームは除外
  • 日本語対応のソフト

これらの条件で、いくつか体験版を起動してみました。ゲームソフトの簡単な紹介を交えて結果発表していきましょう。

「VAIO Tap21」で遊べた体験版ソフト

PCゲームを遊ぶなら是非とも遊んで欲しい「Portal」

Steamを運営するValve社の言わずとしれた名作。ポータルガンと呼ばれる銃を用いて、「どこでもドア」のように異なる場所をつなげるゲートを作り、仕掛けを説いていくゲームです。FPSのゲームですが、敵を倒すという要素はないので、主観視点のゲームを敬遠している人にも遊んでほしい名作パズルゲームです。

「Can You RUN it」の判定結果は、動作可能の判定です。しかし、フルスクリーンでフルHD表示だと、ティアリングや動作が不安定になることもあるため1280×720のウインドウモードで遊ぶのがベストでした。

「Portal」はXbox360でも購入することができ、続編となる「Portal2」はPS3とXbox360でも発売されました。この摩訶不思議なゲーム体験を多くの人に楽しんでもらいたいです。

Steamで購入する際は、Valve社のタイトルなのでセール時には90%以上の割引となる為、セールを待つことをお勧めします。

PS3・Xbox360世代から「バイオハザードリベレーションズ」

元々は、3DS用ソフトとして発売されて、その後PS3・Xbox360でHDリマスター版が発売されました。最近ではSwitchでも発売されてます。

バイオハザード5に繋がるストーリーと、「原点回帰」をテーマに作られたリベレーションズは、初期のバイオハザードを彷彿とさせるホラーゲームです。

「Can You RUN it」の判定結果は、動作不可でした。ですが、起動にも成功しオプションで1280×720のウインドウモードにすると普通に遊ぶことが出来ました。不足しているとされたのは、ビデオメモリーが最低256MBに対して128MBしかないことでしたが、遊ぶことが出来ました。

少し昔のゲームタイトル「ディスガイア2」

「史上最凶やりこみシミュレーションRPG」と銘打った、あらゆる数値が桁違いなやりこみ要素満載のゲームです。PS2で発売されたゲームなので、かなり古い部類に入るゲームとなります。

「Can You RUN it」の判定結果は、動作不可でした。こちらもビデオメモリーが最低256MBに対して128MBであることが、動作不可判定になっていました。ディスガイア2も、1280×720のウインドウモードで普通に遊ぶことが出来ます。

2Dドットゲーム「クロスコード」

「クロスコード」はSteamで販売している、スーパーファミコン時代を思い出させるドットグラフィックのアクションRPGです。Steamでの評価は「圧倒的に好評」という評判の高いゲームとなっています。

「Can You RUN it」の判定結果は、動作不可でした。このゲームのビデオメモリーは1GBが必須となっていて、私の「VAIO Tap21」は128MBなので動作不可判定でした。このゲームも1280×720のウインドウモードで普通に遊ぶことが出来ました。

PS Vita版もある「ダンガンロンパV3」

ダンガンロンパシリーズ第3作。PS4とPS Vitaで発売された比較的新しいタイトルになります。ダンガンロンパシリーズといえば、学級裁判における矛盾点を指摘していくノンストップ議論と、強烈なキャラクターが織りなすストーリーが魅力です。(私はモノクマが大山さんでなくなってからは、興味が薄れてしまいましたが…)

先に挙げた条件とは少し異なりますが、PS Vitaクラスのゲームは動くだろうか?という疑問から、体験版を起動したところ遊べました。

「Can You RUN it」の判定結果は、動作不可でした。ビデオメモリー不足に加えてCPUでもスペック不足の判定でしたが、1280×720のウインドウモードで普通に遊ぶことが出来ました。

他にもおすすめしたいソフトがあるのですが、キリがなくなるのでこの辺で。いずれSteamソフト紹介、もしくはレビューという形で取り上げたいと思います。

「VAIO Tap21」で遊べなかった体験版ソフト

PS Vita版もある「LOST SPHEAR」

「とりもどそう。ボクたちのRPG」というキャッチフレーズで登場した、「プロジェクト セツナ」の第2作目になる『ロストスフィア』です。90年代のRPGデザインで、クロノトリガーのような戦闘システムなど、スクウェア時代のRPGを再現したゲームです。

「Can You RUN it」の判定結果は、動作不可という結果です。不可判定はビデオメモリ、CPUでしたが、PS Vita版もあるソフトですから動いてくれるのではと期待しましたが、残念ながら起動すら出来ませんでした。

スマートフォンでも展開されている「Cat Quest」

「キャットクエスト」はPC、スマートフォン、PS4、Switchと幅広く展開されているアクションRPGです。見下ろし型のオープンワールドという、一風変わった形式を取っています。

「Can You RUN it」の判定結果は、動作不可という結果でした。最低動作環境のグラフィックスは、 Intel HD Graphics 520という内蔵グラフィックスなのですが、「VAIO Tap21」の Intel Iris Graphics 5100では動作環境を満たせていないようです。起動はするのですが、音楽だけ流れて、画面が表示されず真っ暗なままという結果でした。

おもしろそうな「holy potatoes we’re in space?!」

「holy potatoes we’re in space?!」経営シミュレーションとRPGを組み合わせたような、センスを感じるゲームです。(遊べていないので、PVを観たイメージですが)とても面白そうな雰囲気を感じさせてくれたので、体験版をダウンロードしてみました。

「Can You RUN it」の判定結果は、動作不可という結果でした。動作不可とされたのはビデオカードのみで、「キャットクエスト」と同じように起動はするけど、画面真っ暗という結果となりました。

80年代が舞台の「Crossing Souls」

1986年のカリフォルニアを舞台に、その当時の雰囲気を感じさせる演出を盛り込んだ、ファミコン風ドットグラフィックのアクションアドベンチャーです。ファミコン風のドットグラフィックスなら、3Dのゲームもそこそこ動いてくれる「VAIO Tap21」なら余裕でしょう!と思ったのですが…

「Can You RUN it」の判定結果は、動作不可という結果です。実際に起動はするけど、画面は真っ暗という他のタイトルと同じ結果になりました。必須とされるビデオメモリーは512MBとなっており、128MBの「VAIO Tap21」では動きませんでした。

カクカクしたポリゴンの「Virginia」

ドット絵がダメなら、初期のポリゴン風グラフィックはどうだろう?と言うことで、ミステリーアドベンチャーゲーム「Virginia」を試して見ました。こういった、小さな街で起こるミステリーというのは好きです。ドラマの「ツイン・ピークス」とか大好きです。

「Can You RUN it」の判定結果は、動作不可という結果です。要求されるビデオメモリーが1GBとなっており、それを満たしていないことが動作不可判定となっています。起動はしますが、画面表示されずにすぐ止まってしまうという結果になりました。

まとめ

紹介した他にも「VAIO Tap21」で遊べるゲームはどんなものかを探るために、いくつか試してみているのですが、動くものと動かないものの基準がはっきりとしません。

問題となっているのはビデオメモリーなのですが、必須条件が256MBのものや1GBのものでも動くソフトもあれば動かないソフトもあります。ここが明確になると、ゲーム選択に自信が持てるのですが、なんともはっきりしない結果になってしましました。

ただ、傾向としてみられるのは、2Dグラフィックのゲームよりも3Dゲームの方が「VAIO Tap21」は得意だということです。ドット絵だから低スペックでも動くという考えは誤りのようで、要求されるビデオメモリーが512MBというソフトが多かった気がします。

「人は見た目ではない」とよく言われますが、同じように「ゲームも見た目ではない」と言えるのかもしれません。グラフィックが昔のハード風でも、中身はものすごく高度に作られていると言うことかもしれません。

いかがだったでしょうか?低スペックPCにおける、明確なゲーム選びの基準は導き出せませんでしたが、今後もゲーム紹介などを通して動作するゲームをお知らせしていこうと思います。

今回もおつきあい頂き、ありがとうございます。

 

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