時を操るアクションパズルゲーム「Braid」レビュー

どーも、もりそばです。

今回紹介するインディーゲームは、「Braid」(ブレイド)です。

このゲームは、2008年にXbox LIVE ARCADEで配信が開始されたインディーゲームです。もう、10年近く前のゲームになります。しかし、今でも名作と呼べる2Dアクションパズルゲームです。

配信が始まった当時、Xbox360で体験版を遊んでみたのですが、インディゲーム特有のいきなり始まって、ろくな説明もないゲーム内容から保留でそのままになっていました。

Steamで配信されているのを見つけ、約10年ぶりに遊んでみることにしました。プレイするPCは、ゲーミングPCではないソニーの「VAIO Tap21」です。操作はXbox oneコントローラーを使用しています。

目次

Braidの基本

敵はマリオのように踏みつけることで倒せる

「Braid」は左スティックで移動、Aボタンでジャンプ、Xボタンで時間操作が基本的な操作法です。使うボタンも少なく、シンプルな操作方法になっています。

Xボタンで時間を巻き戻せる

Xボタンを押すことで時間の巻き戻しができるので、ゲーム内でミスによるゲームオーバーということがありません。ミスしてしまったら、Xボタンで時間を巻き戻してリスタートするという流れになります。

この時間を巻き戻す能力には、制限がありません。何度でも使うことができますし、ボタンを押している限り、どこまででも戻すことができます。

Xボタンを押している時に、Lボタンを押すと巻き戻すスピードが2倍、4倍、8倍と変化させることが可能になっています。反対のRボタンを押すと、時間停止、2倍速、4倍速と戻した時間を早送りで進めることができます。

このLRボタンの存在はゲーム内で説明してくれないので、私がそれを知ったのはだいぶ後になってからでした。

これらの操作を駆使してパズル要素を攻略していくのが「Braid」のゲーム内容となります。

パズル要素はとても難しい

スタートは何故かワールド2から。その理由は最後に明らかになる

「Braid」はスーパーマリオブラザーズによく似ています。そこもあえて意図的に作られていると思うのですが、その理由は最後までプレイすると見えてくるかもしれません。

横スクロールアクションとして、左から右へ進み最後に城の前にあるポールに触れるとワールドクリアとなります。その途中に存在する、パズルピースを集めることがゲーム内の目的となっています。

キノピオよろしく、聞いたことのあるセリフをしゃべるキャラがワールドのラストに待っている。

パズルピースを全て集めるには、そこに至るまでの解法を見つけ出す必要があるのですが、わかりやすいヒントや、しっかりとした説明はありません。やって覚えろと言わんばかりの説明っぽい要素が、各ワールドの最初に用意されています。

各ワールドで追加されるルールが理解できると、攻略法が考えつくようになるのですが、何分説明が不十分なので、詰まってしまう人もいると思います。ノーヒントで解けたときの喜びもひとしおですが、各ワールドのルールを記しておきます。

ヒントなんていらないぜ!と言う方は、飛ばしてもらってOKです。

ワールド2

ワールド2は、最初のワールドになるので特に問題はないかと思います。基本アクションと、時間の巻き戻しに慣れていきましょう。後半に時間操作では、どうしても取れないピースが出て来ると思いますが、ヒントは「パズル」です。

ワールド3

このワールドから、緑色に光るものが出現します。この緑色に光るものは、時間操作の影響を受けません。

例えば、落ちているカギを手に入れて、その後に時間を巻き戻すとカギを手に入れる前に巻き戻るのですが、カギが緑色に光っている場合はカギも一緒に巻き戻ってくれます。

緑色に光って動いているものは、時間を止めても巻き戻しても一定の動きを保つようになっています。

ワールド4

この辺から、頭をフル活用してくことになります。ワールド4では、右に進むと時間は進んで、左に戻ると時間も戻るというのがルールになります。

頭では理解してるけど、うまくやれないもどかしさに悩むことになると思います。ひとつアドバイスをするなら、「急がば回れ」です。近くにある扉より遠くの扉を選びましょう。

ワールド5

ワールド5は時間の巻き戻しを使うと、巻き戻した時間に行った行動を再現する影が出現します。

なかなか説明が難しいのですが、例えば敵を踏んで倒したところから巻き戻しを使うと、巻き戻しをやめた時点で影が敵を踏んで倒しに向かいます。その間に自分は別の行動を取ることが出来るという様になっています。

また、このワールドでは紫色に光るものが出てきます。この紫色に光るものは影が触ることが出来るものとなっています。

このワールドでは、影に取らせたい行動をして巻き戻しを使って、その間に自分は別行動で道を切り開くという、2つの要素を考えて進む必要があります。

ワールド6

ワールド6では、新たにYボタンの操作が追加されます。Yボタンを押すと、時間の流れがスローになるリングを作り出すことが出来ます。

このリングにも少しルールがあります。1つめが「地面に足が付いていないと作れない」です。ジャンプ中などに作ることは出来ません。リングを作る場所は考えて作る必要があります。

2つめが「同時に複数のリングを作れない」です。1つリングを作って、さらに別の場所にリングを作るためにはリングを回収しなければなりません。リングの回収は、リングに近づいてYボタンを押すことで回収することができます。リングの設置場所によっては、回収が難しくなることがあるので、先を読んだ設置が必要です。

ゲーム史に名を残す、ゲームにしかできない表現

各ワールドでパズルピースを集めて、パズルを完成させるとワールド1が開放されます。

このワールドは、時間が逆行しているのが特徴です。出て来る敵も時間を逆行しているので、踏んでも倒すことができません。BGMも逆行した再生になっていて、巻き戻しを使うと通常再生されるという、変わったワールドです。

今までのようなパズルピースを集めると言う要素はないので、左から右にある扉を目指して進んで行くだけです。

そしてたどり着く最後のエリアでは、ゲーム史に残る演出が用意されています。私の中で、こんな身震いするような演出は「BioShock」以来の体験でした。

この演出はゲームでしかできない表現だと思います。是非とも、最後まで進めてこのゲーム体験を味わって欲しいと思うのです。

ストーリーも難解である

主人公であるティムが、まちがいを犯したためプリンセスはさらわれ、それをティムが探していくというのが、最初に語られる物語です。

ワールドの最初に置かれている本に記されている内容と、ワールド内のパズルピースを集めて完成させた、パズルに描かれた絵といった断片的な内容から推測することしかできません。

ティムの犯したまちがいとは何なのか?ワールド2から始まった理由は?ストーリーの全体像はどうなっているのか?それらは自分自身で考えるしかありません。

「Braid」考察などでGoogle検索すると、たくさんのストーリーに関する考察がなされているので、それを読むのもクリア後の楽しみと言えるかもしれません。

まとめ

「Braid」は、とても難解なパズルと難解なストーリーが解きがいのある素晴らしいゲームです。

難しさはあるものの、弦楽器のゆるやかなBGMと油絵のようなグラフィック、ゲームオーバーのないゲームシステムが居心地の良さを作り出しています。そのため、トライアンドエラーも苦になりにくい気がします。

序盤の、アクションゲームとして見たときの単調さや、ゲーム内の説明不足からクソゲーと思われる可能性もありますが、しっかり遊んだときに奥深さを感じてもらえると思っています。

「Braid」は現在、Xbox360ソフトとして、1,029円で購入出来ます。Xbox oneの下位互換タイトルになっているので、Xbox oneでプレイすることが出来ます。

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Steamでは1,480円で販売されています。セール時であれば安く購入することも出来ます。

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個人的には、Steam版の購入をおすすめします。どちらも体験版が用意されているので、試しに遊んでみると良いと思います。

個人的ゲーム採点

9/10

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