どーも、もりそばです。
「VAIO Tap21」でSteamを遊ぶ第2回目です。(タイトルは、もりそばの数え方にかけまして、2枚目となっております。)
前回に引き続いて、「VAIO Tap21」のベンチマークテストを行っていきます。
メーカー製PCでゲームしてみたい人の参考になれば幸いです。
「VAIO Tap21」でベンチマークテスト2回目
前回は「ドラゴンクエスト10」のベンチマークテストを行い、設定次第では「VAIO Tap21」でも「快適」の評価が出せました。
今回はスペックが必要となるゲームのベンチマークテストを行い、「VAIO Tap21」の実力を見ていきます。
今回のベンチマークテストを行うゲームタイトルです。
- バイオハザード5
- バイオハザード6
- ストリートファイター4
というカプコンタイトルになっています。さっそく始めて行きましょう。
「バイオハザード5」ベンチマークテスト
バイオハザード5は2009年3月にPlayStation3、Xbox360で発売されました。同年9月にWindows版が発売され、ベンチマークソフトも用意されました。
発売から9年も経つとは少し驚きです。そんなに昔だったとは思ってもいませんでした。
私の「VAIO Tap21」は2013年モデルなので、バイオハザード5よりも4年後に出たPCです。CPU内蔵の「Intel Iris Graphics 5100」はその当時、CPU内蔵グラフィックスでは上位のスペックだったと記憶しています。
このゲームが普通に動かせるなら、「PS3、Xbox360時代前半のゲームはPCで遊べるかもしれない!」そんな淡い期待を抱きながら、ベンチマークテストスタートです。
バイオハザード5のベンチマークテストDLはこちら
ベンチマークテストの始め方は「ドラゴンクエスト10」と同じように、ダウンロードしてインストール。ソフトを開いてスタートですが、起動時に「DirectX9」 「DirectX10」の2つから選ぶ画面が出るかと思います。
PCでゲームを遊ぼうとすると、至る所で出て来るのが「DirectX」です。
前回話したとおり、私もPC知識が豊富な訳ではないので詳しい説明は出来ないのですが、Windowsでゲームや音楽、映像などの処理を高速化するために組み込まれているものです。「DirectX」自体はWindowsに組み込まれているので、必要なものはWindowsアップデートで更新されます。なので、特に何かを設定したりする必要はないと思います。
私自身も特にインストールしたり、設定などしていません。Windows10は「DirectX12」が組み込まれているようですが、後ろの数字をさほど気にしてもいないです。
「DirectX9」でも、「DirectX10」でもベンチマークが動きました。今回は「DirectX9」でベンチマークテストしています。
セッティングは上のようにしました。残念ながら、解像度やテクスチャ品質を高くするとカクカクでしか動かなかったので、1段階下げています。「VAIO Tap21」では、解像度選択を1280×720程度にしてウインドウ表示にするのがベストかもしれません。
結果はこのようになりました。
平均52.1fpsでB判定となりました。「一部動作が重くなりますが、問題なく動作します」というコメントが付いていますが、テストを見る限りでは大きなラグもなくプレイできそうです。実際、PS3やXbox360時代はゲーム機でもティアリングやラグが少なからずあったので、PS3やXbox360と同等ぐらいは性能があるのかもしれません。
ちなみに、全て最低設定にした結果がこちらです。
平均63.4fpsでA判定。「快適に動作します」となりました。
「すごいじゃん!」と褒めたいところですが、ゲーム画面はかなりの我慢が必要な内容になっています。
見るからにテクスチャ品質が低いのがわかります。PS2時代のような感じです。モデリングもかなりアラが目に付くので、「これなら家庭用ゲーム機で遊ぶわ」と言えるレベルです。
補足になりますが、fpsというのはフレームレートの数値になります。この数値は1秒当たりのコマ数を表しており、数値が高いほどコマ数が多い=滑らかに動くということになります。アクションゲームや対戦格闘ゲーム、レースゲームでは60fps以上が理想とされ、素早い動きや入力が重視されないゲームでは最低でも30fpsは必要と言われています。
「バイオハザード6」ベンチマークテスト
バイオハザード6は2012年10月にPlayStation3、Xbox360で発売されました。Windows版は2013年3月の発売です。
5年ほど前のタイトルですが、PS3、Xbox360も世代の終盤に差し掛かっており技術もこなれてきた中で発売されたタイトルです。私の「VAIO Tap21」とも発売時期が近くなってきました。
ベンチマークテストを始めてみましょう。
バイオハザード6ベンチマークテストDLはこちら
グラフィック設定は以下のようにしました。
今回は初めから解像度を1280×720に設定。品質、クオリティ設定は中です。
結果はというと
スコア2214で判定はCという結果に。実際にテストを見ていても、fpsは10台から上昇せず。動作もかなり重く、カクついてしまいました。これはさすがに遊べるレベルではありません。
このあと、解像度を最低にして、クオリティ設定を低にして試してみましたが、fpsが30程度まで上がることがあるという位にしか改善は見られませんでした。判定もCのまま。
残念ながら、バイオハザード6は「VAIO Tap21」ではプレイ不可となりました。
「ストリートファイター4」ベンチマークテスト
ストリートファイター4は2009年2月にPlayStation3、Xbox360で発売されました。Windows版は同年7月の発売となっています。
ストリートファイター4は個人的に思い入れのある格闘ゲームです。何年かぶりに格闘ゲームに引き戻してくれたタイトルでした。当時の私は、Xbox360のコアユーザーでしたので、ストリートファイター4もXbox360でオンライン対戦に夢中になっていました。アーケードスティックを購入しカスタムしたりしていましたが、続くスト5はPS4のみの発売だったため、私のアーケードスティックは眠りにつくことに…
ベンチマークで良い結果が出れば、PCでアーケードスティックを使えるかもしれません。
ベンチマークテストスタートです。
ストリートファイター4ベンチマークテストDLはこちら
セッティングは以下の通りです。
解像度はおなじみの1280設定。その他の設定は中で。高と低しか選択の出来ないものは低に設定しました。
ひとつ注意が必要なのが、「背景の品質」という項目です。これの項目、低か高しか選べないので、低スペックPCの身としては低を選びたくなりますが、ここは高にしましょう。
これを低に設定してしまうと、
「背景なし」になってしまいます。始め、「トレーニングモードにこんな背景あったなぁ」と設定のせいだとは気がつかずに、テストを普通に眺めていました。これで高評価を得ても、実際のプレイでは味気ない物になってしまいますからね。
ベンチマークテストの結果がこちら
スコア10,242で平均59.8fps出ています。判定もAとなり、「かなり快適」という評価になりました。欲を言えば、格闘ゲームだけに60fps超えて欲しかったところですが、ほぼ近似値なのでOKとしましょう。今回もっとも良い結果が出ました。
今回の結果から、解像度は1280×720でウインドウ表示。品質は中程度なら3Dゲームも動くことは動くということがわかりました。
ゲームの時期的なものを考えると、2009年くらいまでのゲームなら設定次第では快適に遊べるかも?という期待も得ることが出来ました。
次回もベンチマークテストを続けたいと思います。ドラクエと並ぶ有名タイトル2つです。はっきり言って、まともに動くとは思えないのですが、検証はしないといけません。
肝心の「Steam」に移れていませんが、もう少しおつきあいをよろしくお願いします。
今回もおつきあい頂き、ありがとうございました。